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注目
サーキットの雰囲気漂うARTAのペリカンケース
カー用品店のオートバックスがペリカンケースを扱うようになったのは別記事で紹介しましたが、そのオートバックスが、自前のレーシングチームである「ARTA」とのダブルネームなペリカンケースをリリース。車好きな私としても、これは注目せざるを得ない逸品です。
ARTAと書くと、”アルタ”と読みがちですが「エーアールティーエー」と読むこのレーシングチーム、オートバックスが元F1レーサーの鈴木亜久里氏と1997年に立ち上げたブランド。正式名称「Autobacs Racing Team Aguri」で「ARTA」。
ARTAは、その発足目標にF1参戦を掲げている事もあり、当初は国内のフォーミュラ・ニッポンに参戦、その後、2006年からF1に(色々あってARTAが直接参戦する形では無く、鈴木亜久里のチーム「スーパーアグリF1チーム」というHONDAのバックアップを受けた初の純日本チームが参戦。ARTAはスーパーアグリF1チームをスポンサーとして支えた)参戦も、活動資金難から2008年中盤でF1撤退。
以降、鈴木亜久里とARTAは活動を日本国内に軌道修正していきます。
国内ツーリングカーレースの最高峰であるSUPER GTを主軸において、ARTAは(ガライヤなる異端の車両で走ったこともあったものの)主にHONDA NSXでの活躍が印象深いチームです。
もっとも戦績としては良いところまでは行くけれども、チャンピオンには届かない、だけれどもトヨタ・ホンダ・日産といったワークスチームに隙あらば刺してくる絶妙さがARTAの持ち味と考えます。
そんなARTAのロゴが貼られたペリカンケースがリリースされたのが、東京オートサロン2019(TOKYO AUTO SALON 2019)のARTAブース。
上記画像にあるように、左の端にペリカンケース コーナーが設けられています。オートバックスのペリカンケースに対する熱の入れようは(別記事にも書いたゴードンミラーでの展開然り)かなりのもの。
日本経済新聞:オートバックスセブン、ARTAとペリカンがコラボしたプロ向けハードケース「1510プロテクターケース」を発売https://www.nikkei.com/article/DGXLRSP499545_Z00C19A1000000/
デザインはシンプル且つ無骨でペリカンケースのイメージにもマッチしています。ベースとなっているのはPelican 1510 NFという、数多あるペリカンケースの中でも人気のある定番商品。
NF=No Formなのでフォーム等は別売なワケですが、それでも税別32,000円は良心的な価格です(ダブルネームだからって無駄に値上げしていないのが好感もてます)。
ARTAのレースクイーン結城みいさんのインスタグラムには上記のような画像も。
ARTAのロゴでペリカンケースの雰囲気も少し変わって、なかなかカッコ良い(同じオートバックスでも「ゴードンミラー」ブランドのペリカンケースに対しては「薄っぺらい」と否定的ですが、ARTAは日本のレースシーンに欠かせない実績と存在感のあるブランドなので、ペリカンケースとのダブルネームについては肯定的)。
購入は、先述の東京オートサロン2019(2019年1月)での先行発売の他は「2019 SUPER GT ARTA ブース」で販売との事なので、SUPER GTのレース会場まで行かないと購入できないようです。。
少なくともオートバックスやARTA、さらにはSUPER GTのネット通販サイトでの取り扱いはありませんでした。ネット通販されていないようで残念です。
モータースポーツ観戦時にARTAロゴの入ったペリカンケースを転がして、中から600mmの超望遠レンズとか取り出して写真撮影したいものですね。[了]