ペリカンケースの衣替え
米国カリフォルニアにある小さなスキンメーカー「It’s a SKIN」。創業者ジェイ氏が息子のためにXboxの外観を替えるシール状「スキン」を作ったことから始まるこの会社は、スマホやゲーム機、さらにはペリカンケースのスキンをリリースしています。
スマホを始めとしたガジェット類はマスプロ製品故に、他の人とは違う嗜好を凝らしたいニーズが常にあります。「It's a SKIN」はそうしたマスプロ製品の外観を手軽に交換できる方法の1つとして一定の普及を見せています。
「It's a SKIN」ではペリカンケース用のスキンもラインナップされており、無骨なペリカンケースの趣きをガラっと変える商品となっています。
It’s a SKINで取り扱うペリカンケースの種類としては「Pelican 1400」と「Pelican 1510」及び「Pelican 1620」(2018年当時は存在も、その後Pelican 1620はラインナップから外れる)が確認できます。
例えば「TRACERS」(トレーサーズ=追跡、曳光弾の意)と名付けられたこのスキンは、ペリカンケース を近未来的な外観に変えてくれますね。
近未来的と言えば映画「マトリックス」モチーフ、その名もズバリ「MATRIX CODE」。
他にも上記「ARGYLE PATTERN」なるアーガイル柄のスキン。女子ウケしそう(?)
子供ウケしそうな「BUILDING BLOCKS」なるレゴ風ブロックのスキン。
こちら「SHEET MUSIC」は楽器を持ち運ぶ人にウケそう。
ペリカンケースはサバイバルゲームのエアガン収納に使っている人もいますので「BULLET HOLES」も良さげ。
他にもピンク迷彩なストリートファッション風の「PINK CAMO, CAMOUFLAGE」。
また「STICKER SLAP」もストリートでポップな雰囲気。
意外に気になったのが「CHARMING FLOWERS TRENDY」。優しい花柄はペリカンケース の無骨さと最も縁遠いデザインですので、これはこれでアリかと。
この黒い花の「BLACK FLORAL PATTERN」は違和感も少なく。
ドル札が描かれた「CASH MONEY, BENJAMINS」、下品で大好き。
いずれのスキンも同じ柄を多種に展開しています。例えば気に入った柄があれば、ペリカンケース だけで無く、同じ柄でiPhone用スキンなども購入が可能です。
なかなか面白そうだし、価格も「$29.98」と安価。米国内であれば送料無料のようですが、日本への送料は「International at $ 10.00 USD」と「$10」掛かるようです。それでも合計「$39.98」=「約4,600円」($1=約113.5円計算)と、それほど高価でも無いので面白半分で試しに買ってみようかな?と思いつつも、いまだ購入には至っていません。
・・・というのも少々不安なのが↓例えば下記画像
同じ柄を用いるのは良いとしても、上記のように丸の形が間延びしているサンプル写真を見ると不安になります。
これは、もしかしたら商品紹介ページの画像が、元となる1つの柄に対して自動的に各アイテムにそれっぽく合成されているだけ、なのか。それとも、実際の商品もこうしたヘンテコでいい加減な縦横比率なのか、が分かりませんでした。
また、商品を見て行くと「これ版権ヤバくね?」的なのとか結構アバウトな雰囲気があります。
ペリカンケース はスマホ等と違って表面が梨地のようになっており、果たしてどれだけスキンが貼り付くのか不安も。
また、先述のように同じ柄がスマホのような手のひらサイズにも使われている訳ですが、それをペリカンケースのサイズまで拡大されたスキンで果たして解像度は保たれているのか等、「実際の商品」の状態がイマイチ分からず躊躇しています。[了]