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PELICAN 1510 撮影機材と収納 〜 ピアノ発表会
※当該記事は2019年5月当時の内容です※
先日、長女(小5)のピアノ発表会があり、愛用するペリカンケース 1510(1514)が大活躍しました。ピアノ発表会では「写真」と「動画」という両面の機材を持ち運ぶことになるので、必然的に「荷物量が多くなりがち」です。
また、これらのセッティングから撮影まで、全てワンオペで行う必要があるため、ペリカンケースの「機動力」はとても重宝します。
今回のピアノ発表会では、上記のように3台のDSLR(うち1台は万が一の故障のためのバックアップ機)と、3本の交換レンズ、1台のコンデジ、2台のICレコーダーをペリカンケース 1510に収納しました。
その他にもフォトリッドオーガナイザー部分(以前の記事参照)には予備バッテリーやコード類、レンズキャップ等の小物を収納。特に無理することなく、余裕を持って収納できたのは、さすがのペリカンケース です。
もう1つ、縮長820mmまでの三脚が入るSLIKの三脚ケース#2820(←これ本当に便利)に3台の三脚を入れて持ち運びました。
ピアノ発表会場と駐車場が結構離れていたのですが、キャスター付きのペリカンケース 1510とショルダー付きなこの三脚ケースのお陰で楽に運べたのが良かったです。
各機材配置は上記のような感じ。
メインの収録機は①に配置し望遠で被写体を撮影、②にはサブ機を配置して全体をやや広角に撮れるよう配置。
動画機は常に2台を配置することで、仮にどちらかに不具合が生じても何らかの映像は残せるようにしています。
同じく③にはICレコーダー(ZOOM H1)として予備機を配置。これも①に配置した同じICレコーダー(なにせワンオペでこなす必要がある為、効率性を重視して同じ機種のICレコーダーを使っている)を配置しています。
メイン機の①をさらに詳しくご紹介。
カメラはDSLR(一眼レフ)のキヤノンEOS Kiss X7に、レンズEF-S 18-55mmを装着しています。動画となると4Kミラーレス機が主流ですが(そして我が家にはミラーレス機としてNikon 1があるのですが)、写真(静止画)撮影機材との互換性を重視して(そしてEOSミラーレス機を未だ持っていないので)DSLRのEOS Kiss X7を使っています。
「互換性を重視」とは、例えばピアノ発表会などは当日その場になるまで、どの位置から撮影できるか分かりません。
会場に集まった観客がどの席に座るか分からないし、そうした他の観客の邪魔にならない位置に設置しなければならないかも知れませんからね(そうした際に写真撮影用のEOS 7D Mark2で使う予定だったレンズを動画機で使うことになった、なんて事もあるため)。
キヤノンEOS Kiss X7は、ほぼ正面からの撮影(真正面からの撮影で無いのは、真正面は音楽教室が手配したプロカメラマンが陣取っているのと、少し左にオフセットした位置からの方が演奏の手元も写せるため)としています。
また上記画像のように、マイクも兼ねる①のICレコーダーZOOM H1(入力レベル75に設定)は、NEEWER製のマウントブラケットを2段重ねで用いて高さを稼いでいます。
これは観客席側での雑音をなるべく拾わないようにするため、ですが、結論から言うと、今回はそれでも観客席側での小声のおしゃべりを拾ってしまっており、結局は予備機として配置した③のICレコーダーZOOM H1の音(入力レベル65に設定)を使う事となりました。
撮影した動画は上記のように若干周囲に余白空間が多めに感じたので少しトリミングして使う事としました。
EOS Kiss X7はFull HD(2K)までしか撮れないので、こうした際に4Kが撮れるカメラの方が画質的に余裕があって良いですよね。
上記画像は②に配置したCanon PowerShot G1Xからの撮影動画。40mm相当という広角ぎみな画角での撮影は、ホール全体の広さが分かりやすいです。
運用してみて良かった点は、やはりペリカンケース1510に機材を集約できたので短時間での運搬&設置が楽に行えた点です。
ピアノ発表会では直前まで演奏する生徒のリハーサル等で、開場〜開演まで10分しか時間がありません。その間に観客である父母たちは一斉に席の争奪戦を行うので、その人の波を掻い潜りながら邪魔にならないよう機材を設置するためにはコンパクトに一括した収納ができるペリカンケース1510は重宝しました。
反省点としては・・・
これはペリカンケースには関係ない部分なのですが、次回への改善点として以下2点がありました。
(1)後方からの録音には、より指向性の高いマイクを用いる
→現在はXYマイク搭載のICレコーダーZOOM H1を使っていますが、確かに音の広がりは良いものの、手前にいる観客席の中で(小声であっても)おしゃべりとかされると、やはり音に被ってしまうため、指向性の高いマイクへの変更検討が必要です。
→現在あえてICレコーダーを用いているのは、音は別録音で後から映像に重ねる前提のため。もしICレコーダーではなく、純粋にマイクをEOS Kiss X7に外付けした場合、カメラ側で録音レベルのマニュアル調整を頑張らねばならないのですが、前述のようにワンオペで行っている関係から余裕が無く、そのあたりの運用をどうするか検討が必要です。
(2)動画記録のfps設定が間違っていた・・・
→これも単純なオペミス。②に配置したPowerShot G1Xは、Full HD(1920×1080)撮影できるもののフレームレートは24fpsまでのため、①に配置したEOS Kiss X7(こちらは最大30fpsまで可能)も、24fpsに合わせる必要があるのですが(合わせたと思っていたのですが)後で確認したら、誤って30fpsになってました・・・。
→昨今は60fpsが主流のようですが、私自身はYouTubeも含め60fpsのヌルヌルとした動きには向き・不向きがあると考えていますので、ピアノ発表会などでは24fpsを常用しています(が、今回は設定をミスったようです)。
→やっぱり慌ただしい中でワンオペで操作すると、どこかしらミスが出るものです・・・
参考までに、上記がこの時の収録動画。画質・音質の参考になれば幸いです。
娘の通うピアノ教室では発表会を4月と12月の年2回行っているため、次の12月に向けて反省点への改善を検討していきたく考えます。[了]