ペリカンケース1510シリーズ(ラインナップ)
ペリカンケースの中でも、おそらく最も人気の高い1510ですが、1510はバリエーションがとても豊富なことでも知られています。大まかに分けると以下の種類が確認できます。
No. | モデル | 備考 |
000 | With Foam | フォームと呼ばれるスポンジ状のクッション材が入った最もスタンダートなモデル |
001 | Without Foam | 1510NFと呼ばれる。フォームが入っていない全く空っぽな素のモデル |
002 | - | ※欠番 |
003 | - | ※欠番 |
004 | With Padded Dividers | 1514と呼ばれる。収納側はパッドディバイダーのモデル |
005 | With TrekPak Dividers | 1510TPと呼ばれる。トレックパックディバイダーという間仕切りのモデル |
006 | Laptop Overnight Case | 1510LOCと呼ばれる。蓋裏にノートPCを入れるケース付属。収納側はカバーがついたモデル |
007 | Studio Case | 1510SCと呼ばれる。蓋裏はクッション性ある収納仕切り、収納側はパッドディバイダーのモデル |
008 | LOC With Foam | 蓋裏にノートPCを入れるケース付属。収納側はフォームが敷き詰められているモデル |
009 | Mobility Case | 1510Mと呼ばれる。荒れた路面でも転がしやすい大型ホイール装着モデル |
上記の「No.」とは各モデルの型名に記載された下記↓「2」の部分が相当します。
(1)・・・製品のシリーズ名(1510シリーズ等)
(2)・・・モデル番号(上記の表を参照)
(3)・・・カラーリング
(110:黒/190:デザートタン/130:ODグリーン)
ペリカンケースは、こうした型名のルールで記載されているので、製品を買う際にちょっと意識して見てみたら面白いですよ。
それでは各モデルを見ていきましょう↓
■ Pelican 1510 #With foam (1510-000-110)
蓋の裏側にはスポンジ状のクッション素材があるのに対し、収納スペース(底部)は細かいブロック状に細かく切れ目の入ったフォームが敷き詰められており、カメラなど収納する機材の形にあわせて細かいブロックをちぎることで型抜きできる構造です。
このフォームのメリットは、何といっても抜群の耐衝撃性ですが、逆に言うと型抜きした道具を入れる専用のケースになってしまうデメリットもあります。決められた機材などの運搬のみに用いるのであれば良いのですが、汎用性には乏しい感は否めません。
項目 | 仕様 |
内寸 | 50.2 x 27.9 x 19.3 cm |
外寸 | 55.9 x 35.1 x 22.9 cm |
蓋の内側の深さ | 4.5 cm |
収納部側の深さ | 14.7 cm |
容量 | 27L |
総重量 | 6.2 kg(ケースのみ5.4kg) |
実勢販売価格 | 30,000円前後(2018年当時) 45,000円〜50,000円弱 (2023年秋) ※米国公式サイト $244.95 (2023年秋) |
■ Pelican 1510 #Without foam (1510-001-110)
続くペリカンケース1510「フォームなし」。「Without Foam」とか「No Foam」等と呼ばれる本当に何も入ってないケースです。明確な用途なりカスタマイズ利用を想定していない限り、使い勝手は悪いかも知れませんね。
基本的なスペックは1510のWith Foamと同じです。
項目 | 仕様 |
内寸 | 50.2 x 27.9 x 19.3 cm |
外寸 | 55.9 x 35.1 x 22.9 cm |
蓋の内側の深さ | 4.5 cm |
収納部側の深さ | 14.7 cm |
容量 | 27L |
総重量 | 5.4kg |
実勢販売価格 |
30,000円前後(2018年当時) 45,000円〜50,000円弱 (2023年秋) ※米国公式サイト $209.95 (2023年秋) |
■ Pelican 1514 #With Padded Dividers (1510-004-110)
私も愛用するペリカンケース1514です。ネットで見るとカメラケースとして愛用している人の数も多く見られ、正直、感覚的にはペリカンケース1510シリーズでは最も普及しているモデルな気がします。
メリットはベリベリとベルクロで取り外しできるクッション素材のパッド。ディバイダー(仕切り)の位置が自在に変更できるので収納するカメラ機材にあわせて調整できるのが良いですね。
やはり基本的なスペックは1510のWith Foamと同じですが、ディバイダーの分、さらに重くなって6kgもあります。
大きさ的には機内持ち込みサイズですが、重量的にカメラとか重い機材を入れると重さのレギュレーションに引っかかるかも知れません。例えばJALだと計10kg以内ですからね。
項目 | 仕様 |
内寸 | 50.2 x 27.9 x 19.3 cm |
外寸 | 55.9 x 35.1 x 22.9 cm |
蓋の内側の深さ | 4.5 cm |
収納部側の深さ | 14.7 cm |
容量 | 27L |
総重量 | 6.0kg |
実勢販売価格 |
35,000円前後(2018年当時) 52,000円〜58,000円弱 (2023年秋) ※米国公式サイト $288.95 (2023年秋) |
■ Pelican 1510TP #With TrekPak Dividers (1510-005-110)
ペリカン社が2016年頃(?)にリリースしたのがこのモデル。上記、ペリカンケース1514に置き換わるディバイダー(仕切り)TrekPakが搭載されたモデルです。
このTrekPakは赤い小さなピンで間仕切りを固定する仕組みで、先述の1514のようなベルクロ(ベリベリ、面ファスナー)がどちらかと言うとモヤっとした仕切りの位置決めに対し、TrekPakは細かく(より厳密に)キチっと小分けできるメリットがあります。
デメリットは・・・日本正規販売が未だ無い(2018年7月現在)ようなので、並行輸入に頼らざるを得ず、入手価格が若干割高な点でしょうかね。
項目 | 仕様 |
内寸 | 50.2 x 27.9 x 19.3 cm |
外寸 | 55.9 x 35.1 x 22.9 cm |
蓋の内側の深さ | 4.5 cm |
収納部側の深さ | 14.7 cm |
容量 | 27L |
総重量 | 5.0kg |
実勢販売価格 | 50,000円前後(2018年当時) 60,000円前後(2023年秋) ※米国公式サイト $320.95 (2023年秋) |
■ Pelican 1510 LOC #Laptop Overnight Case (1510-006-110)
蓋の裏面に装着されているのはノートPCを入れるクッション素材のケースと、その右側にはACアダプター等を入れるケース部分があり、さらに収納面(底部)は着替え等を入れても見えないように配慮されたファスナー式の覆いが装着されています。
メリットは、、、あまり感じませんね・・・。デメリットは、こちらも正規輸入品が無いため、日本国内で買うと割高になる点でしょうか。
項目 | 仕様 |
内寸 | 50.2 x 27.9 x 19.3 cm |
外寸 | 55.9 x 35.1 x 22.9 cm |
蓋の内側の深さ | 4.5 cm |
収納部側の深さ | 14.7 cm |
容量 | 27L |
総重量 | 6.2kg |
実勢販売価格 |
55,000円前後(2018年当時) 78,000円前後(2023年秋) |
■ Pelican 1510 SC #Studio Case (1510-007-110)
SC=スタジオケースと題された当該ケース。蓋の裏にはノートPCの入るクッション素材のケースと、その横にはACアダプター等を入れる収納部分(何気にこれ便利ですよね)。そして収納部分(底部)はクッション入りの間仕切り。
ペリカンケース1514のクッション間仕切りとの大きな違いは、上記写真にあるように中の収納物が飛び出ないように上から被せるベルト(上記写真の黒いベルト部分)の存在でしょうかね。
撮影後、すぐにノートPCで編集する、みたいな、まさに移動するスタジオ的な使い方。ペリカンケース1514使いの私としては、まさに欲しかった機能がこのペリカンケース1510SCに凝縮されているようで羨ましいです。
項目 | 仕様 |
内寸 | 50.2 x 27.9 x 19.3 cm |
外寸 | 55.9 x 35.1 x 22.9 cm |
蓋の内側の深さ | 4.5 cm |
収納部側の深さ | 14.7 cm |
容量 | 27L |
総重量 | 6.2kg |
実勢販売価格 |
50,000円前後(2018年当時) 69,000円前後(2023年秋) |
■ Pelican 1510 LFC #LOC With Foam (1510-008-110)
LFC=ラップトップPCが入って、フォームが入っているケース、という意味でしょうか。例によって蓋の裏にはノートPCが入るクッション素材のケースと、その横にはACアダプター等を入れるケース、そして収納部(底部)はフォームが敷き詰められている、という感じです。
こちらも日本国内には正規販売されていないので並行輸入で購入する必要がありますね。
項目 | 仕様 |
内寸 | 50.2 x 27.9 x 19.3 cm |
外寸 | 55.9 x 35.1 x 22.9 cm |
蓋の内側の深さ | 4.5 cm |
収納部側の深さ | 14.7 cm |
容量 | 27L |
総重量 | 6.2kg |
実勢販売価格 | 60,000円前後(2018年当時) 65,000〜70,000円(2023年秋) |
■ Pelican 1510 M #Mobility Case (1510-009-110)
ゴツい異形なPelican 1510M。砂地や粗い地形でも転がしやすい大型ホイール(直径10cm/幅3.9cm)を装着したモデル。
この大きなホイールに高さを合わせる為にケース底部にはバンパーのようなパーツも装着されており、もう機内持ち込みサイズを大きく超えてしまっている何かと微妙なケースです。
項目 | 仕様 |
内寸 | 50.2 x 27.9 x 19.3 cm |
外寸 | 55.9 x 35.1 x 22.9 cm |
蓋の内側の深さ | 4.5 cm |
収納部側の深さ | 14.7 cm |
容量 | 27L |
総重量 | 7.4kg |
実勢販売価格 | 70,000円前後(2018年) 75,000〜80,000円(2023年秋) |
このように派生モデルの多い1510シリーズ、各モデルを構成するパーツだけを別途後から購入することも出来ますので(パーツによっては海外ネット通販が主になるので、若干ハードル高いですが)、まずは1510シリーズのいずれかを1つ所有しておけば将来の拡張性含め、何かと便利に使えそうですね。〔了〕
